こんにちは!金木先生です(^^♪
今日も皆様の疑問にお答えしていきますね!
整骨院の院長がどれくらいお給料を貰っているのかって皆さんご存じないですよね!
今回は自分で整骨院をしたら(個人整骨院)どれくらい貰えるのかという疑問について解説していきます。
今日のテーマはこんな人におすすめ
- 将来、自分の整骨院を持ちたいと思っている
- 整骨院の院長はお給料をどれくらい貰っているのか知りたい
今日は個人で経営している院長のお給料を解説していきます。
多店舗展開している整骨院(グループ整骨院)のお給料が知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
個人経営の整骨院は難しい?
「自分の整骨院を持ちたい!」というのはどの先生でも一度は思う事だと思います。
自分がしたい治療をしてお給料を貰うのって理想ですよね。
「自分で開業するのって難しいの?」という質問を本当によく受けます。
将来、整骨院を開業したい!!という方にも読んで頂いているのでまずはこの疑問から解決していきたいと思います。
正直に言うと個人で開業するのはかなり難しいご時世になっています。
理由は2つです。
- 集客が難しい
- 整骨院がとにかく多い
1つ1つ解説していきますね。
集客が難しい
個人で整骨院をする上で最も難しいのは集客です。
開院してすぐはよほど潤沢な資金がない限り広告は自分でしようとしますよね?
チラシ配りや近くの学校への訪問営業なども全て自分でします。
でも営業、広告活動は業務時間内では出来ない事が多いです。
「広告活動で外に出ている間に患者さんが来られて整骨院が閉まってる!!」なんて事になったら本末転倒ですよね。
その為、仕事が終わった後や休日に広告活動をする事が多くなります。
正直なところ肉体的には大丈夫ですが精神的にかなりきます、、、
私みたいに休み大好き人間は相当な決意がないと続かないですね。
行かないと患者さんは来ないし、行くと心身共に疲れて来る。
これが個人で整骨院を経営するにあたって難しい点の1つです。
整骨院がとにかく多い
2つ目は整骨院が多いという点です。
最近、整骨院ってとても増えてますよね?
今ではコンビニと同じ数やそれ以上といわれています。本当に多いです。
そんな中で新しく開いた整骨院に患者さんが来てもらう事ってかなり難しいです。
地域に住んでいる人の数は一定ですからね。
言い方は悪いですが患者さんの奪い合いです。
近くの整骨院より集客をして自分の院の良さを知ってもらうのは根気がいります。
学校や地域のスポーツチームにトレーナーに行きたくてもトレーナーが既にいる事が殆どです。
そうなると新しいトレーナーはいりませんとなってしまいます。
自分で整骨院をするにはかなりの気合いとしっかりとした事前準備が必要になってきます。
事前準備は周りにどれくらい整骨院、治療院、整形外科があるのかをしっかりと見ておくと良いです。
事前準備については後日、詳しく記事で書きますね!
整骨院の院長のお給料
前置きが長くなりましたが、個人で整骨院を経営している人のお給料について解説していきます。
個人で経営していると患者さんが来てくれる数がお給料に直結してきます。
整骨院は「薄利多売」の仕事で治療一回ずつの単価は少ないです。
毎日10人患者さんがきてくれたとしても『20~30万円』の売り上げにしかなりません。 そこから家賃や光熱費などを支払ったら殆ど残りません。
そうなって来ると自費治療、保険治療合わせて20人くらい来てもらわないとかなり厳しいです。
しかも、保険を使った場合、治療費が振り込まれるのって2.3ヶ月かかるんです。
遅かったら半年以上もかかります。
なので個人で経営する整骨院は『最初の3ヶ月耐えなければならない』と言われています。
1人では診きれない程、流行ると夢がある職業だと思います。
そうなってくると従業員を増やして1日の総来院数が40.50人程になると院全体の売り上げが「100万円」を超えて来るくらいになります。
40.50人を1人で治療しようと思うと現実的に厳しい数になって来るので客単価を上げる為に整骨院は自費治療をするわけですね。
患者さんの単価が5,000円まで上がってくれると1日10人でも100万円超えてきます。
1人で整骨院をしようと思っている人は単価を上げやすい自費治療が必須になってくるでしょう。
まとめ
今回の記事は生々しい話になってしまったと思いますがこれがリアルです。
私が院を開こうと決めた時は「将来はお金持ち!」と思って胸を躍らせていました。
いざ蓋を開けてみると患者さんは来てくれないしお給料は3か月全く入らない。
そんな日々が続くと精神的にかなりまいってきます。
そうならない為にも「事前準備をしっかりする」「過度な期待をしない」この2つは本当に意識して下さい。
私自身やっとご飯を食べられるくらいにはなりましたが1年くらいは貯金を削りながら生活をしていました。
なので将来、自分で整骨院を持ちたい人は本当に強い覚悟を持って初めて下さいね。
今後の記事では自分が「あの時こうしていれば良かったと」いう話もしていければと思っています。
このブログを読んでいる方が少しでも幸せになれる様に有益な情報を発信していきますね。