こんにちは!金木先生です(^^♪
今日も皆様の疑問にお答えしていきますね!
整骨院の先生は治療だけするの?という質問を受けた事があります。
整骨院の先生がどんな仕事をしているのか見えているのは治療の姿だけですよね。
今回は整骨院の先生はどんな仕事をしているのかという疑問について解説していきます。
今日のテーマはこんな人にオススメ!
- 整骨院の先生が普段どんな仕事をしているか知りたい
- 将来、整骨院で働こうと思っている
整骨院の先生になるには
まず初めに整骨院の先生になる為にはどうしたら良いか解説していきますね。
整骨院の先生になる為には『柔道整復師』という国家資格を取らなければなりません。
国家資格を取る為には高校卒業後に柔道整復師の勉強が出来る専門学校、大学で勉強する必要があります。
『専門学校は3年』『大学は4年』通学し受験に必要な単位を取得します。
必要な単位を取得した後、卒業見込みという形で国家試験を受けます。
必要な単位が足りていなかったり卒業が決まっていない学生は国家資格を受ける事が出来ません。
そのため、国家試験に合格する前の目標に卒業であったり単位取得が挙げられます。
私の友人も卒業試験で落ちてしまったので試験を受ける事が出来なかった人もいてました。
卒業試験の難易度は学校によって違い「国家試験レベルの学校」も有れば、「国家試験より難しく設定している」学校もあります。
国家試験よりもレベルが高い理由としてはレベルが高い試験で合格する学生は本番でも合格する可能性が高い為です。
合格する学生が多いと学校が宣伝できる要素になりますからね。
合格率が95%以上の学校は間違いなく卒業試験が難しいです。
逆に合格率が低い学校は教えるのが下手な訳ではなく合格できるかどうかギリギリのラインみたいな学生も受験させてくれるからです。
柔道整復師の国家試験は年に1回しかないのでかなり緊張した記憶がありますね。
整骨院の先生になる方法を詳しく知りたい人はこちらの記事がおすすめです!
柔道整復師の仕事内容
柔道整復師は『治療』以外の仕事もあります。
仕事の内容を一つ一つ解説していきますね。
治療
最初に開設するのは『治療』です。
整骨院での治療は主に『マッサージ』『矯正』などが挙げられます。
『マッサージ』『矯正』は整骨院の治療のメインになりますが実は専門学校や大学では教えてもらうことが出来ません。
「じゃあどこで教えてもらえるの?」となりますが働いている整骨院で教えてもらいます。
理学療法士は実際に何か月も病院で研修してから働き始める為、即戦力になりますが柔道整復師はそうではありません。
国家資格を取得しても本当の意味で先生になるには時間がかかります。
その為、空いている時間で練習をしたり、家に帰ってから勉強したり整骨院で働き始めた最初の一年間はかなりハードだったと思います。
ベテランの先生と新人の先生では『治療の技術』も違いますがそれ以上に違うのが『手の感覚』です。
筋肉のどこが硬いかくらいは分かる人もいますが筋肉の左右差、関節の動きの僅かな差などが分かるようになるには時間がかかります。
柔道整復師は『手の感覚』を養う必要があります。
その為に必死で練習するわけです。
保険の事務作業
整骨院では保険を使うことが出来ます。
その為、各保険の請求をする事務作業があります。
これを『レセプト作業』と呼びます。
お金に直接関わってくる仕事ですので新人の先生がすることは少ないですがある程度経験を積んでくると振られる仕事の1つです。
月末に保険の事務作業をする先生が多いため院長クラスになってくると帰る時間が遅くなるなどかなり忙しくなってしまいます。
夜遅くに整骨院の電気がついていたら練習をしているか保険の事務作業をしている所が殆どです。
スポーツトレーナー
スポーツのチームから依頼されたり、提携している学校があればトレーナーに行きます。
練習を見たり、パフォーマンスを高める為に動き方を指導する先生もいてますが基本的にはケガをした人のリハビリを診ることが多いです。
一日でも早く競技に復帰できるような練習メニューを考えたりケガを予防するための指導をします。
私たちの仕事はケガに関することがメインになってきますのでチームの選手、学生がいかにケガが少なくプレーできるかを考えている事の方が多いですね。
介護施設
柔道整復師は介護施設などで働いている先生もいてます。
寝たきりの利用者さんは筋肉が固まってしまって関節が動かなくなることがあったり、痛みが出ることがあります。
そういった利用者さんが快適に生活できるように治療したり運動をします。
各施設に一人は柔道整復師の先生がいてることが多いですが居ない施設でも柔道整復師やあんま・マッサージ指圧師に来てもらっている施設が多いです。
訪問を専門としている先生も多いです。
最近は寝たきりや歩いて整骨院、病院に通うことが出来ない高齢者の方が増えているので今後も仕事として増えていくと言われています。
まとめ
今日は整骨院の先生の仕事内容を解説していきました。
仕事内容は治療がメインですが他にも多くの仕事があります。
事務作業もしますしトレーナー業もします。
良い先生になる為には練習が必要ですしスポーツ選手を診ようと思うとそれ専用に勉強する必要があります。
どの仕事も勉強をし続ける必要がありますが柔道整復師もかなり勉強が必要です。
将来、柔道整復師になりたい人も自分の理想に近づくために頑張ってくださいね。
これからも皆さんの疑問を解決する情報を発信していきますね。