こんにちは!金木先生です(^^♪
今日も皆様の疑問にお答えしていきますね!
スポーツをした後や運動をした後に出てくる筋肉質ですが、少し歩いただけなのに次の日に筋肉痛が出ることもあります。
今日のテーマはこんな人におすすめです!
- 筋肉痛って何か知りたい!
- 最近筋肉痛が遅れてくるけど年のせい?
筋肉痛ってなに?
筋肉痛とは運動や普段の生活で筋肉に負荷が掛かり筋繊維が損傷したものをいいます。
『筋繊維が負傷』って聞くとかなり重症な感じがしますがそういうわけではありません。
筋肉というのは筋繊維という繊維が何本も集まって出来ています。
綱引きの綱をイメージしてもらうと分かりやすいです。
運動などの負荷によってその繊維が部分的に切れた時に痛みが発生します。
これを『筋肉痛』と呼びます。
この筋繊維が多く切れる程、痛みも酷くなります。
「肉離れとは何が違うの?」と言われる人もいますが殆ど同じものです。
ただ、肉離れの方が筋繊維の切れている本数が多い為、痛みが強くなってしまいます。
筋トレをハードにし過ぎてしまうと内出血が出る事がありますがあの状態は負荷が高過ぎて損傷の程度が肉離れとほぼ同じ状態になっているという事です。
そこまで筋トレが出来る人は殆どいないですがボディビルダーの筋トレはとても追い込むので内出血が起きるほど筋肉に負荷がかかっています。
超回復
筋トレをしている人がなぜそこまで追い込むのかというのは人間の回復する過程が関わってきます。
筋肉が損傷すると人間の体は負傷した箇所を治そうとします。
その治す過程で筋繊維が少し太く修復されます。
これを『超回復』と呼びます。
筋繊維を壊す→超回復→筋繊維壊す→超回復→繰り返し
筋肉痛は何故遅れてくる?
筋肉痛は運動をした次の日もしくは2. 3日経ってから起きるものが殆どです。
筋肉痛には本当は2種類あり
『現発性筋肉痛』『遅発性筋肉痛』と呼ばれています。
一般的に筋肉痛と呼ばれているのは『遅発性筋肉痛』が当てはまります。
現発性筋肉痛
現発性筋肉痛とは運動をしている最中に起こるものを呼びます。
スポーツやランニングをしている途中に痛みが出てくるのは現発性という事ですね。
原因としては乳酸の蓄積が挙げられます。
『乳酸』というのは糖からエネルギーを作った時に出来る物質です。
スポーツなどでエネルギーを使えば使うほど乳酸が溜まり筋肉に蓄積されていきます。
その結果痛みが出てしまうというわけですね。
遅発性筋肉痛
一般的に筋肉痛で知られているのは遅発性筋肉痛です。
昔は次の日に筋肉痛が出てたけど今は2. 3日後に出てくる。
「年のせいかしら」なんていう会話が整骨院の中でも聞こえてきます。
年齢が全く関係無いとは言えないですが それよりも重要な事があります。
それは『普段の運動量』『運動の強度』です。
『普段の運動量』よりも運動をすると筋肉痛が起こります。
筋トレで説明すると
ダンベルを持ち上げる動作 『10キロ×10回』最初の内は筋肉痛になる
↓1ヶ月後
同じ重さ、回数では筋肉痛にならない!
↓
ダンベルの重さを上げるか回数を増やすと筋肉痛になる。
筋肉痛は『運動の強度』が高いほど早く起きます。
『高強度の運動』をすれば筋肉痛は早く来ますし、『低強度の運動』をすれば筋肉痛は遅れてやってきます。
年齢のせいだと感じるのは『普段運動をせずに』『強度の低い運動』で筋肉痛になっているからです。
普段から運動する習慣を身に付けて強度を上げていけば次の日に筋肉痛が起こるという事です。
- 筋肉痛は『現発性』と『遅発性』の2種類がある。
- 一般的に筋肉痛と呼ばれているのは『遅発性』
- 筋肉痛が遅れてくる原因は『普段の運動量』と『運動の強度』
まとめ
今日は筋肉痛について解説しました。
筋肉痛が遅れてくると年のせいかなと不安になってしまう人も多いと思いますが心配はいりません。
「久しぶりに歩いたら2日後に筋肉が出た」 運動不足だという事をカラダが教えてくれてるんですね!
少しの運動で筋肉痛が遅れてくる人は、日常生活の運動習慣を見直してみる必要がありそうです。